🗓 基本情報
タイトル: 「怪盗キッドと王冠マジック(前編・後編)」
放送日: 2025年1月18日(第1150話)、1月25日(第1151話)
原作対応: コミックス第1100話「煙滅」〜第1102話「表裏」
主な登場人物: 江戸川コナン、怪盗キッド、鈴木次郎吉、安室透、榎本梓、脇田兼則、中森銀三 ほか
🧩 あらすじとトリック
第1150話(前編)
鈴木次郎吉のもとに、怪盗キッドから世界最大級のトルマリンが埋め込まれた王冠「海の魔女の水飛沫」を狙う予告状が届きます。
次郎吉は、王冠が1ミリでも動くと即座に出入口が封鎖される最新防犯設備「風神の路」を導入し、キッドの侵入を阻止しようとします。
コナンは、蘭や園子と共に展示会場を訪れ、現場でポアロの梓やいろは寿司の脇田と遭遇します。
第1151話(後編)
予告時間の午後9時、キッドはコナンたちの目の前で王冠を消失させ、姿を消します。
「風神の路」を通過した者はいないため、コナンは展示場内にいる誰かがキッドの変装だと推理します。
コナンは、キッドが重曹を用いたトリックで王冠を消失させたことを見破り、キッドの変装を暴いて事件を解決します。
🔍 伏線と注目ポイント
- 脇田兼則の登場: 黒の組織のナンバー2「ラム」の候補とされる脇田が登場し、コナンから若狭留美の情報を得ようとする描写があります。
- 謎の老人の初登場: 呼吸器をつけた謎の老人が初登場し、今後の黒の組織編に関わる可能性が示唆されます。
🎩 見どころと評価
キッドの巧妙なトリック: 重曹を用いた王冠消失のトリックは、視覚と化学反応を利用した斬新な手法で、視聴者を驚かせました。
コナンとキッドの知略戦: コナンとキッドの駆け引きが緊迫感を持って描かれ、シリーズファンにはたまらない展開となっています。
黒の組織編への伏線: 脇田や謎の老人の登場により、今後の黒の組織編への期待が高まるエピソードとなっています。
🎤次回原作回
ついに17年前の事件が明らかに
──静かな盤上に動き出す“過去”の記憶。再会が呼び起こすのは事件か、それとも宿命か。 帝丹小学校で開かれたチェス大会。しかしそこに集まったのはただの参加者だけではなかった――若狭留美、黒田兵衛、そしてコナン。まるで導かれるように集った関係者たちが、封印された因縁を暴き始める。
──“ラム”は誰か?アメリカで起きた未解決の惨劇が、ついに語られる。 黒の組織の影が、ついに過去の事件にリンクする。17年前に命を落とした将棋の天才・羽田浩司。そして彼を守ろうとした“浅香”の正体とは――?黒田管理官の記憶が導く真実が、黒の組織の中核に迫っていく。